Zapier AIの使い方|できること23選と料金プラン・始め方まで完全ガイド

Zapierの使い方・料金プラン完全ガイド_1 生成AIツール

「毎日同じ作業の繰り返しで、もっと大事な仕事に時間を使いたいのに…」
「AIで業務を自動化したいけど、プログラミングなんてできないし…」

そんな悩みを抱えていませんか?

実は私も、かつてはスプレッドシートへの転記、メールの振り分け、チャットへの通知といった「地味だけど時間を食う作業」に追われていました。

そこで出会ったのがZapier(ザピアー)です。

この記事では、Zapierの基本的な使い方から、AIを活用した最新機能、料金プランまでを丁寧に解説します。

コーディングの知識がゼロでも、「明日からすぐに業務を自動化できる」状態を目指しましょう。

Zapierとは

Zapierは、8,000以上のWebアプリ・サービスを「つなげて」業務を自動化するクラウドプラットフォームです。

2011年にアメリカで設立され、現在は340万社以上の企業が利用しています。

何がすごいのか?

一言でいうと、プログラミング不要で「あのアプリとこのアプリを連携させたい」を実現できること。

たとえば「Gmailに届いた添付ファイルを自動でGoogle Driveに保存し、Slackに通知する」といった処理を、マウス操作だけで設定できます。

Zapierの自動化ワークフローは「Zap(ザップ)」と呼ばれます。

Zapは「トリガー(きっかけ)」と「アクション(実行内容)」の組み合わせで構成されるシンプルな仕組み。

「新しいリードがフォームに登録されたら(トリガー)、CRMに追加してメールを送信する(アクション)」

こんな流れを、ノーコードで組み立てられるのです。

さらに最近では、AIを活用した「Zapier Agents」「Zapier Copilot」などの新機能が続々登場。

自然言語で指示を出すだけで、複雑なワークフローを自動生成してくれる時代になりました。

Zapierでできること

Zapierでできることは、想像以上に幅広いです。

以下では、主要な機能を分類して紹介します。

ワークフロー自動化(Zaps)

  • 📧 メール添付ファイルの自動保存:Gmailに届いた添付ファイルをGoogle DriveやDropboxに自動保存。手動でダウンロード→アップロードの手間がなくなります。
  • 📝 フォーム回答の自動転記:Googleフォームの回答をスプレッドシートやCRMに即座に反映。データ入力ミスも防げます。
  • 💬 新着情報のチャット通知:新しいメール、フォーム回答、注文などを検知し、SlackやTeamsに自動通知。チームへの情報共有が瞬時に完了します。
  • 📅 カレンダーとタスク管理の同期:Googleカレンダーの予定をTrelloやAsanaのタスクとして自動作成。スケジュールとタスクを一元管理できます。
  • 📊 複数アプリ間のデータ同期:異なるツール間でリード情報や顧客データを自動同期。二重入力の手間を完全に排除できます。
  • 定期実行の自動化:毎朝9時にレポートを自動送信、週次で請求書を作成など、スケジュールベースの処理も設定可能です。

AIエージェント(Zapier Agents)

  • 🤖 AIチームメイトの作成:自然言語で指示を与えるだけで、特定の業務を担当するAIエージェントを構築できます。
  • 🔍 リード情報の自動リサーチ:新しいリードが登録されると、Webから企業情報を自動収集し、CRMに追記。営業活動の下準備が自動化されます。
  • 📧 メール返信ドラフトの自動作成:受信メールの内容をAIが分析し、返信の下書きを自動生成。あなたは確認して送信するだけです。
  • 📋 請求書・支払い管理の自動化:未払い請求書をチェックし、リマインダーメールを自動送信。さらにスプレッドシートを更新して記録を残せます。
  • 🗂️ カスタマーサポートの効率化:問い合わせ内容をAIが分類し、適切な担当者にチケットを振り分け。対応漏れを防ぎます。
  • 🌐 Webブラウジングによる情報収集:AIエージェントがインターネットを検索し、競合調査や市場リサーチを自動実行できます。

AI搭載ビルダー(Zapier Copilot)

  • 自然言語でZap作成:「Gmailの添付ファイルをDropboxに保存して」と入力するだけで、Copilotが最適なZapを自動生成します。
  • 💡 ワークフロー提案機能:実現したいことを伝えると、どのアプリをどう組み合わせればいいか、AIが提案してくれます。
  • 🔧 設定の自動入力:フィールドのマッピングや条件分岐の設定を、AIがコンテキストを理解して自動補完します。
  • 🎨 スケッチからワークフロー生成:手書きのフローチャートや画像をアップロードすると、Copilotがそれを機能するワークフローに変換します。
  • 🎤 音声入力でのワークフロー作成:マイクアイコンをクリックして、作りたい自動化を口頭で説明するだけ。移動中でもサクッと設定できます。

ノーコードデータベース(Zapier Tables)

  • 🗄️ 自動化と連携するデータベース:Zapsから直接データを保存・参照できるノーコードデータベース。スプレッドシートより柔軟に使えます。
  • 📈 リード管理・在庫管理:フォーム回答や注文情報を自動でテーブルに蓄積。フィルタービューで必要な情報だけを抽出できます。
  • 🔘 ボタンからZapを起動:テーブル上のボタンをクリックするだけで、特定のZapを手動実行。承認フローなどに便利です。

カスタムフォーム・ポータル(Zapier Interfaces)

  • 📋 ノーコードでフォーム作成:ドラッグ&ドロップでカスタムフォームを構築。回答は即座にZapsやTablesと連携します。
  • 🖥️ 社内ポータル・ダッシュボード:チーム用のダッシュボードやクライアント向けポータルをコーディングなしで作成できます。
  • 🎯 条件分岐ロジック:フォームの回答内容に応じて、次に表示する質問や処理を動的に変更。高度なアンケートも実現可能です。

AIチャットボット(Zapier Chatbots)

  • 💬 ノーコードでチャットボット構築:Webサイトに埋め込めるAIチャットボットを、数分で作成できます。
  • 📚 自社データで学習:FAQドキュメントやヘルプ記事をアップロードすれば、ボットがその内容をもとに回答を生成します。
  • 🎨 ブランドに合わせたカスタマイズ:チャットボットの見た目、挨拶メッセージ、ロジックを自由に設定。リード獲得にも活用できます。

ワークフロー設計(Zapier Canvas)

  • 🗺️ ビジュアルでフロー設計:ワークフローを視覚的にマッピングし、データの流れを整理してから構築に移れます。
  • 🧩 AIによるフロー提案:Canvasで図を描くと、AIが関連するアプリや連携方法を自動で提案してくれます。

外部AI連携(Zapier MCP)

  • 🔗 ChatGPT・Claudeとの接続:Model Context Protocol(MCP)により、外部のAIツールからZapierの8,000以上のアプリに直接アクセス可能になります。
  • 🛠️ AIアプリにアクション層を追加:お使いのAIチャットボットやエージェントに、Zapierの自動化機能をそのまま組み込めます。

Zapierの使い方ガイド

「そもそもどうやって始めるの?」という方向けに、基本的な使い方を解説します。

アカウント登録と初期設定

まずはZapier公式サイトにアクセスしましょう。

メールアドレス、またはGoogleアカウントで無料登録できます。

登録後はダッシュボードが表示され、すぐにZap作成を始められます。

日本語には正式対応していませんが、画面構成はシンプルなので、英語が苦手でも直感的に操作できます。

Zap(ワークフロー)の作り方

Zapの作成は3ステップです。

まず、トリガーを選ぶ

トリガーとは「きっかけ」のこと。
たとえば「新しいメールが届いたら」「フォームに回答があったら」「新しい注文が入ったら」などです。

次に、アクションを設定

トリガーが発生したときに「何をするか」を決めます。
「Slackにメッセージを送る」「スプレッドシートに行を追加する」「CRMにリードを登録する」など。

最後に、テストして有効化

設定が終わったら、実際のデータでテストを実行。
問題なければZapをオンにするだけで、24時間365日、自動で動き続けます。

Copilotを使った簡単Zap作成

「設定項目が多くてよくわからない…」という方には、Zapier Copilotがおすすめ。

ダッシュボードのテキストボックスに、やりたいことを普通の言葉で入力するだけです。

Gmailに届いた添付ファイルをGoogle Driveに保存して、Slackで通知して

こう書くだけで、CopilotがZapの下書きを自動生成。

あとは内容を確認して、微調整するだけで完成します。

AIエージェント(Agents)の作り方

より高度な自動化にはZapier Agentsを使いましょう。

Agentsのページで「+ New agent」をクリックし、エージェントの役割を自然言語で記述します。

毎朝8時に未払い請求書をチェックし、期限超過しているものがあれば顧客にリマインドメールを送信。その後、スプレッドシートの「リマインド送信日」列を更新して

このように指示を書くと、AIが必要なアプリ連携やトリガー設定を提案してくれます。

「Tools」から使用するアプリ(Gmail、Google Sheetsなど)を接続し、テスト実行。

問題なければエージェントをオンにすれば、あとは自動で動いてくれます。

Chatbotsの作り方

カスタマーサポートやリード獲得に使えるAIチャットボットも、ノーコードで作れます。

「Chatbots」のメニューから新規作成し、以下を設定するだけです。

ボットに学習させたい情報源(FAQ、ヘルプ記事、Webサイト)を追加し、挨拶メッセージやデザインをカスタマイズ。

完成したら、Webサイトに埋め込むためのコードが発行されます。

Zapierの料金プラン

Zapierは無料でも使えますが、本格活用するなら有料プランがおすすめです。

2026年1月時点の料金体系を紹介します。

Freeプラン(無料)

月額0ドル。

無制限のZaps、Tables、Interfacesが利用可能です。

ただし、月100タスクまでという制限があります。

タスクとは、Zapが「アクションを1回実行する」こと。
5ステップのZapが1回動けば、5タスク消費する計算です。

また、Zapsは2ステップまでに限定されます。

お試しや小規模な自動化には十分ですが、本格的に使うには物足りないかもしれません。

Professionalプラン(個人向け)

月額19.99ドル(年払い) または 月額29.99ドル(月払い)

月750タスクからスタートし、タスク数に応じて料金が変動します。

このプランではマルチステップZaps(3ステップ以上の自動化)が解放されます。

Webhooks、AIフィールド、条件分岐ロジックなども利用可能。

個人で業務効率化を本気で進めたい方には、まずこのプランがおすすめです。

Teamプラン(チーム向け)

月額69ドル(年払い) から。

最大25ユーザーまで利用でき、Zapsやアプリ接続の共有が可能になります。

チームでの共同作業や、部門横断の自動化プロジェクトに向いています。

SAML SSOにも対応しているため、セキュリティ要件が厳しい企業でも安心です。

Enterpriseプラン(大企業向け)

料金は要問い合わせ。

ユーザー数無制限、高度な管理者権限、カスタムデータ保持ポリシー、専任のテクニカルアカウントマネージャーなどが付属します。

大規模な組織でガバナンスを重視しながらAI自動化を展開したい場合の選択肢です。

Chatbots(チャットボット機能)の追加料金

チャットボット機能は別途プランが用意されています。

無料プランで基本機能を試せますが、本格運用にはProプラン(月額20ドル)またはAdvancedプラン(月額100ドル)が必要です。

Zapierはどんな人におすすめ?

ルーティン作業に追われている個人事業主・フリーランス

毎日のメール整理、請求書管理、SNS投稿…。

「やらなきゃいけないけど、正直つらい」作業に時間を奪われていませんか?

Zapierなら、そうした定型業務を自動化して、本業に集中できる時間を取り戻せます。

マーケティングや営業チームのマネージャー

リード管理、顧客フォローアップ、データ集計。

チーム全体の生産性を上げるには、人が判断する仕事自動化できる仕事を切り分けることが重要です。

Zapierは、CRM・メールツール・チャットツールをシームレスに連携できるため、営業・マーケティングの業務フローを大幅に効率化できます。

プログラミングに詳しくないが、AIを活用したい方

「AIでいろいろできるらしいけど、自分には難しそう…」

そう思っているなら、Zapierはうってつけです。

CopilotやAgentsを使えば、日本語や英語の自然な文章で指示するだけでAI自動化を構築できます。

コードを1行も書かずに、ChatGPTやClaudeの力を業務に取り込めるのは大きなメリットです。

スタートアップや中小企業の経営者

限られた人員で最大の成果を出すには、自動化による省力化が鍵。

Zapierを使えば、少人数でも大企業並みの業務効率を実現できます。

「人を増やす前に、まずZapierで自動化できないか」を検討する価値は十分にあります。

ZapierのFAQ

Zapierは日本語に対応していますか?

Zapierの管理画面やヘルプドキュメントは、基本的に英語のみです。

ただし、画面構成はシンプルで視覚的にもわかりやすいため、英語が苦手でも使いこなしている方は多いです。

また、Zapier Copilotに日本語で指示を出すことも可能です(ただし、英語のほうが精度は高い傾向があります)。

Zapierのタスクとは何ですか?

Zapierの「タスク」とは、Zapがアクションを1回成功させることを指します。

たとえば、1つのZapに「Slackに通知」「スプレッドシートに追加」の2つのアクションがあれば、1回の実行で2タスクを消費します。

トリガー(きっかけ)自体はタスクにカウントされません。

Filter(条件フィルタ)やFormatter(データ整形)などのZapier内蔵ツールも、タスクとしてカウントされない仕組みです。

Zapierは無料でどこまで使えますか?

Freeプランでは、月100タスク・2ステップまでのZapsを利用できます。

無制限のZaps、Tables、Interfacesを作成できるため、小規模な自動化には十分対応可能です。

ただし、マルチステップZapsやプレミアムアプリとの連携は有料プランが必要になります。

ZapierとMake(旧Integromat)の違いは?

どちらもノーコード自動化ツールですが、連携アプリ数はZapierが圧倒的に多いです(8,000以上)。

一方、Makeは複雑なフローを視覚的に設計しやすいという強みがあります。

「とにかく連携できるアプリを重視」ならZapier、「細かいロジックを作り込みたい」ならMake、という使い分けが一般的です。

Zapierのセキュリティは大丈夫ですか?

ZapierはSOC 2 Type II、SOC 3認証を取得しており、GDPRやCCPAにも準拠しています。

大企業を含む340万社以上が利用しており、エンタープライズ向けのSAML SSO、監査ログ、カスタムデータ保持設定なども用意されています。

セキュリティ要件が厳しい組織でも、安心して導入できる体制が整っています。

Zapierで「自分の時間」を取り戻そう

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

Zapierは、あなたの代わりに働いてくれる「小さな自動化チーム」を作れるツールです。

毎日のルーティン作業、データ入力、通知、レポート作成…。

これらを自動化すれば、本当にやりたい仕事に集中できる時間が増えます。

しかも、AIの力を借りれば、プログラミングの知識がなくても数分で設定が完了。

「試しに1つ、自動化してみよう」

その一歩が、働き方を大きく変えるきっかけになるかもしれません。

まずは無料プランから、Zapierの世界を体験してみてください。

▶︎ Zapierを無料で使ってみる

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